釣具店店長と仲間総勢１０人で福井県の三国沖にある玄達瀬へ船で釣りに行ってきた。
低気圧が通り過ぎる頃でまだ雨が降っていたが小雨で波も小さいから
予定通り決行。
ここの玄達瀬は６月１６日から２ヶ月間だけの期間限定で釣りができる
超・魚が濃いところ。資源保護のために決めたそうで、釣っていいのは
青物（ブリ・ヒラマサ）や真鯛で根魚（カサゴ・ソイなど）は禁止だそうだ。
１０ヶ月間釣り人が入っていないということで魚もスレていないし数も
たくさんいるということでかなりの釣り船が釣っている。
こちらも釣り開始するが、釣り方はジギング。メタルジグという１２０ｇから
２５０ｇもある金属製のルアーを１２０ｍの海底まで落とし、数十メートルから
水面まで巻き上げるを繰り返す、なんとも根気とパワーを必要とした釣り
なのである。
この日は雨でジギングにはよくないらしく、魚の活性が落ちてジグを
追わないので、どの船も移動を繰り返してはジギングして苦戦していた。
ようやく初めて当たりがガツンときて、すぐに青物と確信。
長い時間ラインを巻いたり魚にラインを引きずり出されたりしながら
ようやく仕留めたのが８７cm ７ｋｇの丸々太った画像のブリだ。
俄然仲間たちがやる気を出してがんばる、、、、しーーーーーーーーん。
しかし期待もむなしく当たりが続かずまた沈黙の時間が流れる。
船長曰く、魚が追いかけているのはシラスといわれる小さい魚で、
このようなときはジグに反応しないそうだ。
イワシやアジなどを捕食しているときはどんどん釣れるんだそうな。
結局、最後に仲間が１本追加しただけの貧果となった。
自分には１本釣れたのでよかったが一日竿を振り続けて当たり一つ
なかった仲間もいるので帰りの道中は静かなものだった。
これが釣りといえばそうなのだが。
